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2025 annual reports

2025年度(2025年7月1日~2026年6月30日)活動報告

 2025年度、NPO法人ルンタプロジェクトは、「HIV/AIDS陽性者への支援活動」、「人身売買被害者レスキュー活動」及び「身体障害者施設への支援活動」の3つの支援活動をネパールにおいて実施しました。以下に活動内容を報告します。

1)HIV/AIDS陽性者への支援

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HIV学童への教育支援事業

 J.S.Foundation様からのご支援により「HIV学童への 教育支援」を19年度より年間50万円、3年間事業として 開始し、今年度は4期(1期3年)の1年目であった。今 期は60万円のご支援をいただいた。

 HIV陽性学童を抱える父母においてはその多くが同じ くHIV陽性者であり、片親がAIDSで亡くなっているか、 離婚して母親だけ、または両方を亡くした孤児という ケースがほとんどだ。そのため家庭の経済状態は非常に 悪い。正規の仕事を得ることは難しく、日雇い労働に従 事する者が多い。経済的困窮により子供を学校に通わせることができない家庭も多いため、HIV学 童への教育支援の必要性は非常に高い。教育費が払えず退学せざるを得ない子供たちをできるだ け救いたいと願い、教育支援事業を継続している。

 今期の就学支援では、小学生16名に各8,000ルピー、中学生16名に各12,000ルピー、高校生12 名に各15,000ルピーづつ、計44人に計500,000ルピー(550,000円、期末レート1.10、以下同 様)の支援を実施した。 

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HIV大学生を対象とした奨学金支援事業

神戸の I 様のご支援により、前期より新たにHIV大学生への奨学金支援事業を開始した。ルン タのHIV学童支援は高校生までが対象だが、卒業後も大学へ進学したいと希望する生徒が増えているためだ。中でも国立大学に進学できた学生を対象に、今期も6名への奨学金支援事業を行った。

6名それぞれに35,000ルピー、合計210,000ルピー(231,000円)を支援した。

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HIV/AIDS陽性者への訪問医療支援事業

 同じく神戸のI様のご支援により、前期より新たにHIV/AIDS陽性者への訪問医療支援事業 を開始した。様々な理由で病院にも行けず、生活にも困窮しているHIV陽性者を訪問して医療支援 することを目的にし、必要な場合には通院費や医療費も支援する。訪問すると同時に、抗HIV薬を 届けることも大切な活動だ。今期は合計373,410ルピー(410,751円)を支援しました。

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バネパHIV子供シェルターの運営支援事業

 2021年8月にオープンしたバネパHIV子供シェルター。現在スタッフ2名、女子学童10名の計12名が 暮らしている。今期の新規入居者はいない。

 最年長 だったリティカがネパールで一番いい国立大学に合格し、このシェルターを離れた。 これまで近所の公立学校に通っていたが、「程度が 悪すぎる」、「先生が来ないことが多い」などの意見 が多数あり、中学・高校生の5名は、少し離れたバネパの市街地にある私立校へ通わせることになった。 シェルターでの日常生活は、みんな非常に明るく元気 に暮らしている。

 バネパHIV子供シェルターの運営のために今期1,551,379ルピー(1,706,517円)を支援した。

2)人身売買被害者レスキュー活動 (カウンターパート:シャクティ・ミラン・サマージュ

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 2024年9月より3年間、307Foundation(足利市) 様からの全面的支援により、ネパール国内での人身売買 被害者のレスキュー活動を開始した。今期はこの2年目 であった。

 今年6月末までに、警官と共に現場踏み込みを3度行 い、計20人の少女を救出した。さらにクウェートから2 人のネパール人女性をレスキューすることに関わること ができた。

 ネパールにはいわゆるインドのような売春宿ではなく、表向きにはリラクゼーション施設のスパやマッサージパーラーを装う店だった。警官との連 携が上手く取れずに、救出のチャンスを逃すこともあったが、無事に救出された少女たちは警察 が準備した安心できるシェルターに滞在し、カウンセリングや職業訓練を受けることもできる。  今期は人身売買被害者レスキュー活動事業に2,091,100ルピー(2,300,210円)を支援した。

 1)と2)を合わせ今期はルンタプロジェクトから、シャクティ・ミラン・サマージュに合計 5,198,478円を支援した。

3)タラケシュワール身体障害者施設への支援

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身体障害者施設への生活・医療支援事業

 2019年より支援を始めたタラケシュワール身体障害 者施設に対し、今期も医療費、食料費、衣料費、ピクニッ ク費用などの支援を行った。

 現在、前期に新築したアパートには10組の障害者カッ プルとギータさん、プルニマさんが暮らしている。入居 後に子供が産まれた夫婦が3組いる。増築したことで、 施設は広く、明るくなった。みんな快適になった施設で 元気に明るく暮らしている。自立のためのフェルト作り も続けている。現在45人が施設で共同生活を送ってい る。   今期は、タラケシュワール身体障害施設へ合計は1,070,000ルピー(1,177,000円)を支援し た。

2026年度ルンタプロジェクト事業計画

 2025年度に引き続き「HIV/AIDS陽性者への支援活動」、「人身売買被害者レスキュー活動」、「身体障害者支援」を2026年度も継続する計画である。

1)HIV/AIDS陽性者への支援活動

 HIV/AIDS陽性者への支援内容は、「学童教育支援」「大学生奨学金支援」「HIV/AIDS陽性者 訪問医療支援」を継続する。その他、「バネパHIVシェルターの運営費支援」を継続する。予算は小中高生の学童教育支援に60万円、大学生奨学金支援に24万円、HIV/AIDS陽性者訪問 医療支援に60万円、バネパHIVシェルター運営費支援に240万円、合計384万円とする。

2)人身売買被害者レスキュー活動 

2026年度もネパール国内で人身売買被害者レスキュー活動を行う。予算は290万円。

3)タラケシュワール身体障害者施設への支援

 2026年度も医療費、食糧費などの支援を行う。今期のこの施設への支援の予算は66万円。

2026年度事業費・経費

HIV/AIDS女性と子供支援        384万円

人身売買被害者レスキュー      290万円

身体障害者支援             66万円

ネパールおよび東京事務所経費      150万円

               合計   890万円

NPO法人ルンタプロジェクト 令和7年度事業報告書等提出書

⚪︎ 事業報告書(書式第12号)

⚪︎ 活動計算書

⚪︎ 貸借対照表(書式第15号)

⚪︎ 財産目録(書式第17号)

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